プリンはいつ誕生した?
プリンの歴史は古く、起源は中世ヨーロッパにあります。
もともとプリンは「プディング」と呼ばれ、14世紀ごろにイギリスで作られていたものが始まりとされています。
その頃の「プディング」は、甘いデザートというよりも、
肉や穀物を使った塩味の蒸し料理や煮込み料理のようなものが主流でした。
今日のような「カスタードプリン」(牛乳、卵、砂糖を混ぜて焼いたもの)は、
フランスやイギリスで16世紀から17世紀にかけて発展しました。
特にフランスの「クレーム・カラメル」が現代のプリンに近くに、
キャラメルソースを使ったこのデザートが広まったのは19世紀と言われています
日本にプリンがあったのは明治以降で、西洋文化の影響が強くなった時代に普及しました。
その後、家庭用のプリンが広く親しまれるようになりました。